どうも、こんばんは、Factoryです。
配当金目的で買いたいけど、業績等云々で減配や無配を経験したコトが無い企業を前回のエントリーでアップしましたが、その第2段です。前回の内容と同じ様にリーマン・ショック時に減配や無配に転ずることなく、かつ配当利回りが2%以上となっている日経平均株価構成銘柄を紹介していきます。
割と手を出し易い、最低購入金額が50万円以下を記載していきます。
前回のお話し:長期保有でも安心!?リーマン・ショック時でも減配,無配を記録してない会社
銘柄番号:8308 りそなホールディングス 業種:銀行業
準メガバンクの部類に入っているりそな銀行を傘下に収めるりそなホールディングス。最低購入金額は買いやすい価格で、59300円。2017年3月期は1株当たり19円。
配当利回りは、3.37%
マイナス金利に苦しむ中、年々増配の流れを汲んでいます。
*りそなホールディングスの過去10年間の配当金推移
銘柄番号:8725 MS&ADインシュアランスグループホールディングス 業種:保険業
あいおい損害、ニッセイ同和、三井住友海上の3社が経営統合し発足。
35万3000円ほどが最低購入金額。2017年3月期は120円の1株配当実績。
配当利回りは、3.68%。
*MS&ADインシュアランスグループホールディングスの過去10年間の配当金推移
銘柄番号:8766 東京海上ホールディングス 業種:保険業
MS&AD同様に国内3メガ損保の1社。
最低購入金額が49万2700円とほぼ50万近い価格。2017年3月期は1株:140円の配当。配当利回りが、3.25%。リーマン・ショック発生直前の2008年3月期から、この10年間増配傾向に。
*東京海上ホールディングスの過去10年間の配当金推移
銘柄番号:9433 KDDI 業種:情報・通信
京セラの創業者:稲森和夫氏が創業に携わっていた第二電電の流れをくむ大手通信会社の一つ。2017年3月期の配当は1株:85円。最低購入金額:28万500円。配当利回り:3.21%
*KDDIの過去10年間の配当金推移
銘柄番号:9437 NTTドコモ 業種:情報・通信
国内大手通信キャリアのNTTドコモ。キャノンと同様にキャッシュリッチ企業の1社。最低購入金額:27万6000円。2017年3月期配当は1株:80円。配当利回りが、3.62%。また、株主還元意識も強く自社株買いも行ってくれてます。
*NTTドコモの過去10年間の配当金推移
銘柄番号:9532 大阪ガス 業種:電気・ガス業
都市ガス2番手の大阪ガス。配当利回り:2.26%。2017年3月期は1株当たり10円。最低購入金額:約22万。配当金推移も毎年増配とは言えないが、増配傾向の流れになっている。
*大阪ガスの過去10年間の配当金推移
世間的には名前が通っている企業≒株主還元意識が強いワケではない
ココまで2回に渡り、日経平均株価を構成する225の銘柄で、『配当利回り:2%以上』,『リーマン・ショック時でも減配無配を行ってない』という2つ要件でザッと見てきたわけですが、誰しもが名前を知っている大企業だから株主還元意識も高い方程式は成立しないみたいですね…。
配当金,インカムゲイン目的だと長期保有が多いと思うので、ネームバリューに騙されないで、過去の配当金推移を見てポートフォリオに組み入れたいですね。