こんにちは。Factoryです。
毎月配当金が入金される事を目的に、日本企業に多い3月及び12月決算以外の銘柄も、一定数は買っています。4月決算だと伊藤園、5月決算だと日本オラクルといった様に。
4月には伊藤園の優先株買って25%の優先配当と株主優待を貰おう【優先株式と普通株式の違いも紹介してます】
毎月配当金が入金されるように、5月決算銘柄として保有しているのは、システム大手の日本オラクル
8月決算銘柄として保有しているのは病院でドクターやコメディカルワーカーが着ている白衣や衛生衣類、それに患者が着る入院着といった病院用のヘルスケアウェアの販売大手、ナガイレーベンです。
ナガイレーベンの決算期は8月、配当は中間配当は無く一括での期末配当のみ、配当性向に関しては5割を公約に
最初にナガイレーベンの直近10年間の売上高及び営業利益、10年間の配当金の推移を確認しておきましょう。
*売上高&営業利益
*ここ10年間の配当金の推移
営業利益&売上高は共に、大きな上下が無くほぼほぼ横ばいでの推移。配当金の推移に関しては毎年増配ではないが、前年を下回る減配は無し。2015年8月期の配当金が100円と突出しているのは、記念配当として50円が加算されている為です【会社HPより】
配当金として、どの程度株主へ還元するのか指針となる配当性向は約5割を目標とする記載が会社HPにあります。また、リーマンショック時及び世界金融危機前後の2007年から2011年まで、配当金を減配及び無配にする事無く経過しているので、個人的にはお勧め銘柄と思ってます。
2012年8月期の配当金が1株35円となっているのは、2011年9月に株式分割が行われている為です。
続いて自己資本比率や営業利益率等の数値を確認しておきましょう。
自己資本比率は、驚異の90%。これならリーマンショック時の2010年8月期に特別配当を出せる力があるのも納得ですかね(笑)。営業利益率やROEも相応に高く、直近の数字で45.9%と8.9%。今は100株だけですが、長期保有前提で随時株価が下がるのであるならば買い増し予定です。
一方で企業にとっての懸念点として思っているのが、原油相場の高止まりや円安に向いている為替動向です。衣類を作るにあたっては当然、石油がおおもとになっているので、また具体的な情報源は忘れましたが、ナガイレーベンの販売している白衣等の衣類は、輸入品です。だから円安が今の様に一向に止まらない状態ならば企業にとっても、良くない状態だと思うので、全力投資は禁物です。